堆積物6万3000ベクレル検出…言葉を失う汚染値
昨日,「種まきジャーナル」を動画サイトで聴いていた時のことです。
横浜で1キロ当たり195bqのストロンチウムを検出,さらに6万ベクレルのセシウムを検出と聞き耳を疑いました。



6万?セシウムで?あの福島第一原発から200キロ以上離れた所で?
あれだけの原子炉が水素爆発で吹き飛んだのですから,当然の結果と言えばそうかも知れません。しかし,都市部でそんな猛烈な値があったのかと何度か聴き直したのです。


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東京新聞より





振り返ってみれば,奥多摩町の山間部で,6万ベクレルから10万ベクレル検出されていたのが10月11日付の「種まきジャーナル」でも報道されていました。
しかし,さすがに都市部は…と思っていたのですが,あまりにも汚染濃度が濃い濃度のセシウムが横浜の港北区のマンション屋上から検出されるとは露程にも思っていなかったので,やはりショックは隠せませんでした。






文科省発表の,航空モニタリング調査のセシウム汚染度マップが,最近になって公表されたのですが,東京の汚染度がやっと「後出しジャンケン」という形で発表されました。(下図・一部編集)

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確かに奥多摩地方は,汚染度の色が都市部とは違っています。山間部は,腐葉土などが堆積しているため,森の生態系がセシウムなどの放射線核種を取り込みやすいことは知っていました。しかし,いくらなんでも都市部のビルの谷間には雨などで,流れて堆積しないだろうと思い込んでいたのです。しかし,見事にその予想を「裏切って」セシウムやストロンチウムが降下していたのです。

小出裕章さんは,プルトニウムもストロンチウムも恐ろしいが,最大の脅威はセシウムだということを話していましたが,確かにセシウムの汚染度は「桁違いに高い」ことがよく理解できました。

また,東京の世田谷区で毎時2.7μS/hの放射線量が検出されたということですが,それを今朝のNHKニュースで確認したところ,住宅街の路上にセフティーコーンで遮られた場所がありました。普段の通学路等に使用されていると言うことですが,どう素人が考えても道路を封鎖して少なくとも子どもが近づけないように配慮するべきでしょう。外部線量だけで被曝するのではありません。土やホコリが微粒子となって粉塵化し,それを鼻や口から吸いこむことが危険なのですから。(現時点で世田谷区で3.35マイクロシーベルトの報道 )
この横浜と世田谷区の放射線の測定を要望したのが,市民の要請で実現したことについては,国や今回の事故の張本人である「東電」が責任を持って計測し,知らせる義務があることは言うまでもありません。

もっとも,これは世田谷区だけではないと思います。もっと計測をすれば他の地域も線量が高い地域もあるでしょうし,「放射線管理区域」に指定しなくてはならない場所が,数多く出るかも知れません。

3月~5月にかけて,動画サイト中で線量計を使用し,都内や関東圏を個人計測した動画を観ていましたが,確かにそれに近い値を計測していた動画を思い起こしました。セシウムは一度土壌に付着すると,除去が困難なのと世田谷区で除染を試みた所,中々線量が下がらないという例を見ても「除染は困難」であると改めて放射能の恐ろしさを感じ取りました。

参考図:横浜方面の汚染地図
SAVE CHILD より。



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by rosso_fiolencino | 2011-10-13 20:50 | 反原発
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