政府は、即時自衛隊をイラクから撤退させよ!
一昨日、アメリカはイラク南部「サマワ」に駐留している、「陸上自衛隊」に他地域に移転するよう打診したという、一報を耳にしました。(現在移転先は不明)

先日、ブッシュ・小泉外交でイラクの自衛隊派遣の延長が示唆されましたが、泥沼化するイラク状勢を巡って主要同盟国へ、再び、日本側に重い「負担」を強いる、やり方が露骨になりました。



ただでさえ、「憲法9条」違反であるという禁を破ってのイラク派遣(派兵)なのですから、さすがに今回の「打診」は日本側には堪えたらしく、「不可能」であると、難色を示しています。

新たな、新規の事業は「地方復興チーム(PRT)」派遣計画だとか…来月のイラクの総選挙、つまり正統政府樹立ということですが、所詮、アメリカの「傀儡政権」の樹立に他ならないと、私はそう思います。


私は、前々からイラク戦争の大儀は、全く根拠もない戦争であるというのは、周知の如くそう思っていましたが、たとえ、独裁政権であった「イラク・フセイン政権」であったとしても、まだ、戦争以前の、平和に生活していた「イラクの民衆」の方々の生活が、あの戦争で、ことごとく「破壊」されてしまったことに、とてつもない怒りと悲しみを感じていました。

過去、それは2003年の3月だったでしょうか。

アメリカの最新イージス艦から発射される、「高性能ミサイル」は、ピンポイントでイラク中枢を狙い、市民には危害を加えないと報道して来たのにも関わらず、そのハイテク兵器は容赦なく、罪のないイラク市民の命を奪ってきたのです。「劣化ウラン弾」の破壊力に目がくらんだ、アメリカの残忍な戦争の戦術には、そこに「正義」も「民主主義」の旗色もなく、ただ、「憎しみ」と「絶望」と「核汚染」の負の感情と遺産を残し、悪魔に魂を売った、アメリカは、後世、延々とこの消すことのできない、歴史の汚点を残すことでしょう。

その、悪魔に魂を売ったアメリカの政権と、握手をした現小泉政権は、これ以上、イラクで何をどうしていくのでしょうか?

私は、今回派遣された陸自の壮行会の様子をTVで見ながら、これはもう、過去60年前の旧日本陸海軍の出兵祝いと何ら、変わることのない歴史に逆行した、出来事であると認識しています。

陸自の壮行会で、隊員の父親は、「東チモールで派遣され、無事に帰ってきた息子を何故、また、あの治安の混迷するイラクへ再び、派遣されないといけないのか!」と悲痛な思いで、自分の息子を戦地へ赴かせた、「親心」に、多くの国民をはじめ、為政者と防衛庁関係者は、決して「他人事」では済まされません。


関連しまして、私が05年10月22日(土)付けで記述した、過去のヤフーブログから引用記事を転載しておきます。

今朝のイラク情勢の新聞記事から、二つ。

空自の輸送継続要請

米政府は、イラク復興支援特別措置法に基づき、航空自衛隊が実施しているクウェートとからイラクへの輸送活動について、陸上自衛隊撤収後も継続するよう日本政府に要請していることが21日、分かった。イラク南部のタリル空港などに限られている輸送先を、バクダッドなどに拡大することも要望。

政府は、治安情勢を見極めてから慎重に検討する方針だが。防衛庁は輸送拡大に難色を示している。政府は同南部サマワに派遣している、陸上自衛隊について、12月14日までの派遣期間を1年程度延期した上で、来年夏までに撤収する方向で、調整している。

政府関係者によると、米政府は陸上自衛隊が仮に撤収した場合でも、航空自衛隊の支援を続けるよう「非公式」に要請して来たという。


私のコメント:アメリカのいわゆる「裏指導」というところでしょうか。 「ブッシュ政権」=「覇権主義のアメリカは」、皮肉にも人災であるイラク戦争より「カトリーナ」によるハリケーンによる自然災害で支持率を下げています。そんな中、日本にもその影響がこのような形で表れたのでしょうか?
月並みですが、今回のイラク戦争の「大義」はどこにもなく、それを支持した「小泉政権」は、また大きな「負担」を強いられるでしょう。そのつけは、日本国民にも圧し掛かってくるでしょうし、かの防衛庁も難色を示しています。

自分の部下をむざむざ犠牲にしたくはないのが、防衛庁の幹部の本音ではないのでしょうか?次に紹介する記事で政治的に利害関係のなかった日本が、本格的にテロの脅威に晒される結果となりました。     
   

日本人に自爆攻撃警告【サドル師派・陸上自衛隊撤退を要求】

陸上自衛隊が駐留する、イラク南部のサマワでイスラム教シーア派の反米指導者サドル師派の代表を務めるムハンナド・ガラウィ師は21日の金曜礼拝で、「友好と称してイラク人と関係を持とうとする日本人には、私自身が自爆攻撃する」と警告した。

サドル師派は、以前から陸上自衛隊を「占領軍」とみなし撤退を訴えてきたが、これまでにない強い表現で敵意をあらわにし陸上自衛隊撤退を要求、イラク人が日本人と友好関係を持つことを禁じた。

以下略

私のコメント:私は先週にイラク派遣に反対する集会が県内各地で行われたのを記憶しています。残念ながら、私の単産でイラク派遣反対の決起集会に参加できませんでしたが、今回派遣される隊員の安否を危惧しています。戦後60年間、戦争も起こさず、戦争で誰も殺さず、戦争で誰も死んでいない国家であることに「誇り」を持つべきなのですが、「小泉政権」はその「誇り」に泥をぬった、歴史に汚点を残した宰相として今後の歴史に刻まれることでしょう。

国内ではというと、郵政造反処分で綿貫氏らを9名を自民党から除名すると言った記事がありますが、この大事の前に国内では「ファシズムごっこ」に身をやつす、この政権は非常に「子どもじみた」と批判されても仕方ないでしょう。



用語解説・劣化ウラン弾とは?



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by rosso_fiolencino | 2005-11-22 23:46 | 政治・時事
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