2006年 01月 03日 ( 1 )
加藤周一さんと藤原帰一さんの対談・再生への洞察「戦後61年・日本」その2
昨日に引き続きまして、加藤周一さんと藤原帰一さんの対談の記事をご紹介します。

◆小泉自民

加藤(以下K):まず、指摘したいのは、日本がそれほど大きく変化していないことである。1945年の敗戦で大きく変化したが、その後は権力の構造や政策の「方角」は根本的に変わっていない。変化というより、戦後の「延長」である。例えば、憲法9条。解釈改憲による軍事力増大に限界が来たから条文をいじろうというだけである。社会的・政治的機能や思想的立場が変わろうとしているとは言えない。

藤原(以下F):自民党はもともと改憲を追及し、憲法を守る意思のない政党がずっと与党である。そして自民党以外の与党を考えることはほとんど空想的であった。対外政策でも、米国との同盟関係は変化はない。言論では、米国との関係を見直そうという論議はあるが、政策ではナンセンスだという筋書きだ。

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by rosso_fiolencino | 2006-01-03 16:33 | 政治・時事