カテゴリ:諸子百家( 4 )
墨子の思想4・兼愛篇
墨子の「兼愛篇」の続編を記述します。
(原文の書き下し文は、長くなるので省略しました)

墨子先生は言った。
「我々は、他の意見に反対する以上、それに変わる『対案』を示さなければならない。もし、相手の見方に反対するだけで、それに変わるような別の見識を示さねば、それは、水を用いて水を救い、火を用いて火を救うようなものである。

そのような、論法は正しいとは言えない。
  
そこで、私は『別愛』に代えて『兼愛』を主張することにする。

『別愛』に代えて『兼愛』を主張する根拠は何故か?

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by rosso_fiolencino | 2005-12-19 20:21 | 諸子百家
墨子の思想3・兼愛篇
兼愛説「人々を差別するな」
   
「天下の人を悪(にく)みて人を賊する者を分名せんに、兼か別か、すなわち必ず別なりといわん」

墨子先生は説いて言った。

「仁者(徳行のある人)の使命と務めは必ず、『天下の利益』を興して『天下の害』を除くことが求められる」

それでは今の時勢にあって「天下の害」のうち、何が目に余るほど大きいか?
墨子先生は言う。

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by rosso_fiolencino | 2005-12-16 17:30 | 諸子百家
墨子の思想2
前回墨子の思想を触れましたが、今回も、古代思想を振り返ることで、現代を生きる上での指針としたいと思います。

前記、彼は中国の歴史の戦国時代初期の人と紹介しましたが、当時の中国はすでに戦国時代に衰退していた周王朝はさらに、権威を落とし、大小様々な都市国家が派を競い、領主、貴族階級は衰え、代わって地主階級や商工業者がのし上がってきます。

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by rosso_fiolencino | 2005-12-04 00:03 | 諸子百家
墨子の思想
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今こそ、憲法9条をめぐっての論争が、激しさを増している感がありますが、古代中国の諸子百家に、「兼愛」と「非攻」を掲げ、諸国を遊説して回った思想家がいました。

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by rosso_fiolencino | 2005-12-03 18:13 | 諸子百家